迷走の果てに
もう自分だけでクロールの改善はできないと思い、
ついに1日ワークショップに参加することにしました。
書籍やDVDとは違い、自分の泳ぎの問題点をプロの目から指導してもらえます。
ワークショップは、
- レクレーション
- 撮影
- ミーティング
- レッスン
- 撮影
- ミーティング
自分の泳ぎをスクリーンで確認しながらの受講は新鮮でした。
というのも、水泳は自分の泳ぎを自分で見ることができないため、
どんな風に泳いでいるのかわからないのです。
コーチからの指導では、以下の点を指摘されました。
- 伸ばす手の位置が深すぎてバランスが崩れている
- 我慢の手ができていない
「そうだったのか」
後日、自分の泳ぎのDVDが送られてきました。
コーチからの教えを守りながら、またいつものプールで練習です。
それから数ヶ月、
うまくいく日もあったりダメな日もあったりで
結局泳ぎは変わりませんでした。
コーチの指摘を守っているはずなのに、なんでうまくいかないんだろう・・・
自分には才能が無いのだろうか。
いろんなことを思いながらプールに通い続けました。
そんなある日、いつものように動画を見ていると
あるポイントに気づきました。
「あれ?この動き、これに似てる」
これが私のクロールにおけるターニングポイントでした。
気づいたポイントを考えて泳いでみると、
不思議と楽に速く泳げました。
「やったー!!」
それからというもの、動画を見返しては練習を繰り返し、
できる日できない日というムラがなくなりました。
コツのようなものがわかってくると、
書籍やDVDにあった内容が感覚的にわかってきました。
いま思うと、TIスイムの基本である、考えて、やってみて、評価する、
をおざなりにやっていたんだと感じました。
次回から、自分なりの考え方をまとめていこうと思います。